規約などをまとめるためのブログ

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背景動画の使用方法

※こちらは動画編集ソフトをあまり触ったことがない、
 あるいはまったく触ったことがない方のためのブロマガです。
 使い方をすでにご存じの方は同梱の案内や規約のみお読みください。

下記動画でカメラと一緒に同梱している背景動画の使用方法について記載します。




■使用方法■

1.MMDで動画を編集したら背景を透過して出力します。
 背景を透過して出力する方法は、
 茶月様のブロマガがとてもわかりやすいので以下のURL先をご参照ください。
 
 ◇茶月様のブロマガ:
MMDでの背景透過について:ブロマガ - ニコニコチャンネル


 私は上記ブロマガで紹介されている、「2.エフェクトを使う」方法で透過してます。
 (このとき出力するFPS値は30を推奨します)



2.①を出力したら、AviUtlなどの動画編集ソフトを開きます。

 AviUtlとは動画編集を行えるフリーソフトです。すごい。
 もしお持ちでない方は以下のサイトを参考にダウンロードをお願いします。
 もちろん他の動画編集ソフトを使用されてもまったく問題ありませんが、
 以降の説明はAviUtlを用いる前提であることをご了承ください。

 ◇
AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】 | AviUtlの易しい使い方




3.続いて動画編集を行うために、タイムライン画面を開きます。
 AviUtlを開いたら、「設定」→「拡張編集の設定」を選択します。

 

 「拡張編集」という新しい画面がタイムラインの画面です。



4.「拡張編集」の画面が出てきたものの、このままでは編集できません。
 なので、拡張編集画面から動画編集を行えるようにします。

 「拡張編集」ウィンドウの上で右クリック→「新規プロジェクトの作成」を選択します。

 

 すると「新規プロジェクトの作成」画面が出てきますので、
 それぞれ以下の設定を行い、「OK」を押下します。

 ・画面サイズ:1920 × 1080
 ・フレームレート:24
  ※フレームレートは他の数値でも大丈夫ですが、個人的には24がおススメです!
  ※音声レートには詳しくないので割愛しますが、私はそのままの数値で行ってます。

 



5.これで「拡張編集」画面で編集が行えるようになりました!
 以下の並びになるよう、該当のファイルをドラッグ&ドロップしていってください。

 

 ・背景MP4:今回配布した背景動画です。
 ・MMDから出力したAVI:手順①で出力した背景が透過された動画です。
 ・音源ファイル:今回使用する音源ファイルです。※音源ファイルはぶっちゃけどこでも大丈夫です。
 ・縁塗りつぶし:手順⑥で説明します。

 「拡張編集」画面では、上にいくほど後ろに配置され、下にいくほど前に配置されます。
 上記の画面ですと、「Layer1」が最も後ろに配置されるものとなり、
 「Layer4」が最も手前に配置されるものとなります。

 なお、「MMDら出力したAVI」については
 「アルファチャンネルを読み込む」にチェックを入れてください。
 「アルファチャンネル」とは透明部分を指します。
 ここにチェックが入っていないと背景が透明化されないのでご注意ください。

 



6.動画の上下に黒帯を作ります。
 これを設置すると、画面の上下に黒帯がついてなんかちょっといい感じになります。
 これは、AviUtlの「縁塗りつぶし」というオブジェクトで作ることができます。
 ※作らなくても大丈夫ですが、背景動画の都合上あったほうがたぶん見栄えが良いので…。
  不要な方はこの手順⑥は飛ばしてください!

 「拡張編集」画面で右クリック
  →「フィルタオブジェクト」の追加をクリック
   →「縁塗りつぶし」をクリック

 

 すると「縁塗りつぶし」の設定画面が出てくるので以下のように設定します。

 ・上:85
 ・下:85
 ・左:0
 ・右:0

 

 黒帯が完成しました!



7.キチンと読み込めたかプレビューをします。
 このとき、もしかしたら再生画面が見当たらないかもしれません。
 その時は、「表示」→「再生ウィンドウの表示」で再生ウィンドウを出してください。

 



8.プレビューで問題がなさそうであればエンコード(出力)します。
 エンコード方法には「つんでれんこ」や「AviUtlの拡張プラグインなどがありますが、
 今回は後者のAviUtlの拡張プラグインで出力する方法で行います。

 使用する拡張プラグイン手順②をご確認いただいた方はすでにDLされてます。
 DLしていない方は以下のページを参考にDLをお願いします。
 もちろん他のエンコード法を使用されても大丈夫ですが、
 以降の説明は拡張プラグインを用いる前提であることをご了承ください。
 【AviUtl】x264guiExの導入方法と使い方(2/3)【MP4出力】

 拡張プラグインをDLしたら、
 「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張x264出力(GUI)Ex」を選択します。

 

 続いて出てきた画面で「ビデオ圧縮」を選択します。

 

 エンコードの設定は色々ありますが、今回は私が投稿した以下動画の設定と揃えます。

 

 「プロファイル」→「ニコ動(く)2018」→「ニコ動画30分以下」を選択します。
 ※投稿先によって適切な設定が異なってきます。上記設定はニコニコ動画に投稿する前提です。

 

 設定したら「OK」を押し、ファイル名を入力して「保存」を押します。
 黒い画面に何らかのログが流れ出したらエンコードが開始した状態です。
 しばらく待ってログが止まったら完成です!お疲れさまでした!!

 
 不明点などあればTwitterにお問い合わせいただければわかる範囲で相談に乗りますので、
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 ※大体一週間以内にお返事してますが、稀に長期間消えることがあります。そのときはすみません!
  あと上記記事に誤りなどあればご指摘ください_(:3」∠)_


最終更新日:2022/9/30